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第20期宮曹青会長就任ご挨拶

ご挨拶

 このたび第十九期橘智法会長の後を受け、第二十期会長の任に当たらせて頂くことになりました仙台市泉区大満寺副住職佐藤透光です。会長という大役を拝命し、身の引き締まる思いで一杯ですが、歴史ある宮曹青の為に少しでもお役に立てればという気持ちで精進していく所存です。何卒皆様のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。 最初に平成十九度定例総会にて、第二十期新執行部役員の人事案を満場一致にてご承認頂き、また今年度計画案につきましてもご承認頂ましたこと改めて御礼申し上げます。このたび選出の役員諸師は、宮曹青の事業について経験豊富であり、尚かつ志の高き方々に恵まれましたことは、私の至らない点を補って余りある方々で心強く感じています。

 ここで前期十九期は「学びの道にいそしまん」をスローガンとして、慈愛溢れる人柄である前橘智法会長が率先して築いてこられた、「親しみやすい会」の雰囲気は、各事業に多くの会員が参加しやすく、参加数増加傾向を生みました。労を惜しむことない気配りなど貴重な財産を残して頂いたと思います。前十九期の執行部役員各位には、無事職務を果たされたことに加え、これまでの会への献身に対し心から御礼と感謝を申し上げます。

 前期が構築された親しみやすい会の雰囲気と連綿たる会の歴史を誇りとして、第二十期は「灯びを自ら明(あか)く」というスローガンを掲げて事業を展開して参りたいと思います。「自灯明 法灯明 自らをたよりとして、法をよりどころとして」は、お釈迦様のあまりにも有名な言葉ですが、ここであえて取り上げ、今期の基幹とすべき言葉と致したく思いました。それは会員各々の「法灯」を、自らが更に赤々と明るく灯して欲しいという思いを込めました。

 自らを客観視したとき、そこには青年僧侶であるからとか、住職であるとか、徒弟であるからとかという立場はありません。社会から見れば、単に「一僧侶」が存在しているだけです。私たち一人ひとりが「一僧侶」に立ち返り原点を見つめ、現代社会のニーズに対し、一人ひとりが与えられた場所で「何をか為し」ていくことが、この荒涼とした社会情勢では問われている様な気がしています。その「何を、どうするのか」を、宮曹青の各事業や会員同志の交歓などを通して、少しでも学び取っていただけるように進めて参りたいと存じます。今期のスローガンは会運営にとどまること無く、会員諸師の一僧侶としての原点である「法の灯火」が、更に明るく自ら行動を起こしていく為の機縁として、当会が存在して欲しいと願うものであります。

 今期のスローガンを具体的には事業に反映させていくのが、各事業ですが、従来通りの四委員会にて事業を展開して行く予定です。

 まず研修委員会においては、「参禅会」に着目して、毎日参禅会や日曜参禅会等が各寺院で開催できる研修をしていくことをはじめ、できますれば参禅会の本来の目的からはずれますが、現代社会が寺院に求めているニーズを掘り下げ、その窓口や受け皿としての機能を持ち得るよう研鑽をしていける研修会を開催したいと考えています。

 ボランティア委員会は、当会主管のサンタピアップみやぎボランティア会を担当します。委員長のご自坊である石巻市広渕耕徳寺様に事務局を置かせていただくことになりました。前期同様に当会との事務を分業し、更には理解しやすい組織ということで委員会全般の内容を合致させました。変化する周辺環境に対し効率よい事業を展開して行きたいと思います。

 広報編集委員会は、会報「無聖」の発行と現在のインターネット急速な発展を踏まえホームページの更新速度のアップときめ細かい情報発信を心がけ少しでも会員の方はじめ、多くの関係各位に、会とのつながりを感じていただける様にして行きます。

 交流事業委員会は、新たに「交流」という文字を加えました。会の根幹である「会員(正・賛助・特別)相互の親睦」を深めていける事業を展開し、各事業への参加し易い環境と雰囲気を作っていけるよう心がけて行きたいと思います。

 各事業開催に当たっては、担当委員会と事務局が中心となり企画・運営をして参ります。会の中枢機能を担う事務局の所在を今期お引き受けいただきましたのは、黒川郡大衡村、昌原寺様内に設置させていただくことになりました。高速道路のICなども近く、交通の利便性も高い処です。事務執行や会議開催等に際しては円滑な会運営に繋がると期待しています。あらためて御礼申し上げる次第です。

 なお事務局が担当しておりました「宮曹青プレス」は、会の事業報告や情報などを会員の手元に速やかに届けるという内容で発行しておりましたが、昨今大容量高速データ通信が可能になった携帯電話から閲覧可能な、携帯版「宮曹青プレスサイト」(仮称)として、新たに開始いたします。これもまた新たな取り組みとして試行していきたいと思います。

 ご本山を送行してより今日まで、二十年近く当会に所属し、貴重な経験や様々な諸先輩の勝縁を頂きながら参加して来ました。誠にありがたく存じます。浅学非才ではありますが、この二年間会務に精進して参りたいと存じます。

 今後一層の正、賛助、特別各会員の皆様には、何卒温かいご指導ご支援を賜りますことを伏してお願い申し上げます。

 更には当会に対しましても、県内宗門寺院関係各位のご教導ご法愛を賜りますこと切にお願い申し上げます。
 

(平成19年5月14日 脱稿 透光) 

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